ホームページを新しく作るとき、またはリニューアルするとき、何をどう見せるか迷いますよね。ページが多くなると制作費用も高くなるので、小さな会社社長や個人事業主にとってページ数も大きな問題。そこで、効率よく集客できるホームページの構成と、最低限必要なページ内容について、web集客に強い物語ライティング代表の大隈がお伝えします。
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物語ライティングは、webに弱い個人事業主のサイトを作成するのが得意です。というのも、パーソナルブランディングに迷っている人の想いと強みを引き出して、「ここなら勝てる!」という競合に負けないポイントを表現するのが得意だからなんです。
個人のブランディングさえできてしまえば、サイトにはどんなページが必要で、どんな見せ方をすればいいか、どんなキーワードで検索上位を狙うかも決まってきます。だから無駄がない専門サイトが作れるんですよね。
初めてサイトを作る人は、まず同業のサイトを見ますよね。そして同じようなサービス、同じような料金で作る。これは無難な方法ですが、では「多くの業者の中からあなたを選ぶ理由は何なの?」と聞かれるとズバリ答えられますか?
答えられない=見込み客にとっては、どこに頼んでも同じ。だったら安いところにしよう……と思われても仕方ないですよね。だから最初にやるのは自分のブランディング。 どんなサイトにするのか考えるのはそれがはっきりしてからです。
サイトを作る際、どんなページが必要かはもちろん、TOPページにどんな情報を入れるか、メニューはいくつ必要でどんな文言で表示するか、ブログは入れるか、問い合わせはどうする?など、サイト全体の構成を考えておかないといけません。
適当に作って、後でどんどんページを付け足していったあげく、導線がごちゃごちゃになり、見たいページがすぐに見つけられない!なんてことにならないよう、最初に構成を練っておきましょう。「サイトを訪れた人がいかに使いやすいか」は構成を考えるうえで重要ポイントです。
個人事業主のサイトでは、「誰のどんな悩みをどんな方法で解決してくれる人なのか」が一目でわかるのが一番です。特に競合が多い場合は、これがはっきりしないと、そもそもサイトの中身を読んでもらえないでしょうし、読んでもあなたが選ばれるとは限りません。
ではどんなページが最低限必要なのか、サイトを作る際には次のページから用意してください。社長一人の小さな会社の場合も、これとほぼ同じと考えていいでしょう。
日本ではホームページ=自社サイトの認識ですが、正確には「ホームページ=TOPページ」です。どんなサイトにもTOPページがあり、ここがサイトを代表する顔となります。名刺を渡して検索して出てくるのがこのTOPページじゃないと困るわけです。
個人事業主サイトのTOPページの役割は、「誰のどんな悩みをどう解決できるサイトかが瞬時にわかる」「サイトにどんなページ(情報)があるのかが瞬時にわかる」、これに尽きると思います。
本に例えるなら、表紙と目次が一度に見られる状態。パッと見、自分に役立つサイトかどうかが判断できて、いろいろ探さなくても、見たいページにサクッと行けるのが優れたTOPページでしょう。
たまにありませんか?派手なバナーばかりが並んでいて、どこをクリックすればいいのか分からないようなTOPページ。また、メニューが英語で分かりづらかったり、日本語でも何のページか想像できない名ニュー名だったり……。自分が見て「なんか合わない」と思うページがあったら、それと同じにならないよう気をつけてくださいね。
個人事業主のサイトではクリック率が極めて高いページです。会社なら会社概要と代表挨拶などが書かれているページですね。
プロフィールに書くのは、なんの専門家か、どんな仕事をしているのか、どんな経歴で具体的にどんな実績があるのか、資格が必要な仕事の場合は、資格取得なども入れておきましょう。最後に少しでいいので、好きなことや特技などのプライベート情報も入れておくと、相談しやすい雰囲気になります。写真も必須。どんな人なのか分からないと相手を不安にさせてしまいます。
プロフィールの詳しい書き方は、こちらの教材でご案内しています。
あいさつ文は、プロフィールといっしょにしてもいいのですが、だらだらと長くなると読んでもらえないケースがあります。とくに初めてサイトを訪れた人は、他人の人生にそれほど興味はないものです。
「この人に頼めば自分の課題が解決されるのか」の判断材料としてのプロフィールは簡潔に。あいさつ文も、「なぜ誰のためにこの仕事をしているのか」の想いがしっかり伝わればそれで充分。情報があふれる今の時代、長い身の上話をじっくり読んでくれるほど暇な人はいません。
物語ライティングは、社名こそ「物語を書く会社」ですが、あいさつ文は想いと人柄が伝わるよう簡潔にまとめていますし、むしろそのほうがクライアントに喜ばれます。それに見込み客となる読み手も、短時間でどんな人かが分かればいいですからね。
自分のことを詳しく知ってほしい場合は、別にページを設けて、そのページにリンクをはっておけば、興味ある人やもっと知りたい!とい人は必ずクリックして読んでくれますよ。情報提供にも選択肢を設けておくのは、読み手に親切なサイトと言えるでしょう。
小さな会社や個人事業主がサイトを作る際、多くの人が失敗してしまうのがこのページです。何が失敗かというと、大企業の真似をしてサービスや商品の説明から書いてしまうこと。あるいは簡単な内容説明のみで終わらせてしまうことです。
大企業や有名な個人はそれでもいいんです。ネームバリューがあるから信用度が違うんです。それを無名のあなたが真似しても、そのサービスや商品をポンとサイトから購入してくれるわけがない。だから有名サイトの真似はダメなんです。
冒頭でも書きましたが、ここで生きてくるのが「パーソナルブランディング」。そして「誰のどんな悩みをどう解決できるのか」という明確な集客コンセプトが必要になってきます。見込み客がいま抱えている切実な悩みや課題を、あなたは具体的に理解していますか?
サービスや商品紹介ページでは、見込み客が抱える課題を、あなたがどう解決できるのか、それはいくらで、どれぐらいの期間がかかるのかを具体的に分かりやすく伝えましょう。あなたに仕事を依頼したらどうなるのか、明るい未来がイメージできないと、問い合わせにもつながらないですよ。
ブログといっても日記を書くブログではありません。見込み客に役立つ情報をプロであるあなたが丁寧に分かりやすく説明するページです。「コラム」として記事をアップしているサイトもありますが、役立つ新情報をどんどんアップしていけるようにしておきましょう。
サイト内にブログを作るポイントは、カテゴリー分けして見つけやすく、かつ読みやすくしておくこと。SEO対策になるので、ブログ記事は頻繁にアップして、何の専門サイトなのかを読み手にもGoogleにも認知してもらえるよう頑張りましょう。
どんなに上手な文章を書いても、リアルなお客様の声に勝るセールス文はありません。特に顔出し名前出し、できれば動画でのお客様の声は最強の宣伝になります。
どんな人が利用しているのか、利用するとどうなるのか、自分と同じ悩みを抱えていた人の体験談は説得力がありますよね。これやらせでは?と判断されないお客様の声は、信頼関係から生まれます。ぜひ良い関係を築いて、お客様の声をサイトにアップしていってください。
電話やメールでの問い合わせは、どのページからでもできるようにしておきましょう。資料請求や無料プレゼントも、気軽に入力してサクッともらえるようにしておくのがいいですね。問い合わせフォームを作る場合は、必須の記入欄を増やせば増やすほど入力者が減るといわれているので気をつけてくださいね。
実店舗をお持ちの方は、分かりやすいアクセス方法を掲載しておきましょう。Googleマップを表示させてもいいし、自作の地図をアップするのもありです。自宅で仕事をしていて、詳しい場所を知られたくない場合は、バーチャルオフィスを契約して、その住所を掲載するのもあり。あるいは、番地やマンション名などの詳しい情報を伏せておき、「詳しい住所はお問い合わせください」と書いておくのもありです。
案外忘れがちなページです。特に、サイトでセミナーや商品を販売する場合、プライバシーポリシーはもちろん、特定商取引に基づく表記は必須ですよね。これらのページは、サイトのフッターに設定している人が多いので、チェックしてみてください。
物語ライティングのはこちら➡ プライバシーポリシー&特定商取引に基づく表記
個人事業主サイトでは、企業のような採用ページを作る必要はありませんが、仕事に協力してくれる人を募るページはありです。一人ではこなせない仕事もありますし、自分の人脈だけでは適任者が見つからないこともあります。
物語ライティングでは登録クリエイターを募集しているので、こちらのページを参考にしてください。
ライター募集では編集経験者募集と、ややハードルを高くしていますが、数よりクオリティー重視で募った結果、質の高いライターさんが応募してくれるようになりました。皆さん私の想いに共感してきてくれるのも助かっています。
サイトに必要なページは仕事内容によっても違いますが、個人事業主の専門サイトでは、それほど多くのページは必要ありません。基本となるページは、せいぜい7~8ページ。それさえ作ってしまえば、あとはひたすら、見込み客に役立つブログ記事をアップしてSEO対策をしましょう。
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